2009年は稲葉さんのお子さんが小学校に入学された年です。

入学式のことは週刊誌には稲葉さんが1人で撮られ、後ろに妻子がいたとの記載でした。

これが「お子さんが生まれて初の家庭円満アピールリーク」となりました。



それがきっかけとなったのでしょうか。

この頃から稲葉さんがナローゲートという言葉を身に着け始められました。

最初に見たのはステージ衣装だったかな?

「どこのブランド服だろうね」と話題になりましたが

Twitterなどの優秀なファンによるブランド捜索隊をもってしても見つけられず。



その後、稲葉さんの身の周りにナローゲート刻字入りアイテムが増えていったので

稲葉さんのオリジナルなんだろうね」「座右の銘なんじゃない?

などと言われていました。


ファンクラブ会報や音楽雑誌、ラジオなどで紹介してくださるかな?と

解説を期待したのですが、それもなされることはなく。


「稲葉さんがそれだけ心に深く刻んだキャンペーンなのではないか」

とファンの間で語られていました。

だとしたら説明しないってことが、よりカッコいいですよね。



2009年から2013年と、ナローゲートの期間が長く続いたことでも

どれだけ深い決意なのか、どれだけ難しいことなのかがうかがえると思います





ナローゲート開始前年の2008年発表の「グローリーデイズ」

会報で

「(この曲の歌詞は)ファンの皆さんに向けてというより

わりと二人の話みたいな感じ。
一緒に居られた時のその輝かしい時間というか、

それが今の自分を作ってくれているよというテーマ。」


と語っています。



二人の話って、B'zの松本さんのこと? と思いましたが

歌詞を合わせて読むと「かつて一緒にいたけれど今は一緒にいない、

離れている相手」のことを言っているので松本さんは該当しないようです。




10周年記念の時でさえ、

ファンでもスタッフでもなくあえて「2人の事」と言っています。

ファンに向けてのことだと言ってくれた方が私達ファンは喜ぶのに。

そんなの稲葉さんはよくよくご存知なのに。

「解釈はご自由に」っていうスタンスをとられてきたのに。



今回は「2人のこと」だと限定するように話されました。

まるで離れている愛しい人に呼びかけるように。

溢れてくる想いがナローゲート開始のきっかけの1つになったのかもしれません。





実はーーーー

稲葉さんは再婚後まもなく不仲で離婚の噂が出て、

その陰には心で思い続けている人の存在があった様なのです。


「Symphony #9」という楽曲歌詞に詳しく出てくる女性では?と言われています。

(曲タイトルから私達は彼女をシンフォニー(4642)と呼んでいます)



もちろん稲葉さんは、これら一連の件を一切口にされていません。



私達が勝手にナローゲートキャンペーンと呼んでいます。

キャンペーンと言ってもナローゲートは特別何かをしたとかではなく

稲葉さんがその言葉を身に着けていた時期の事を指します。


言い換えれば、ナローゲートキャンペーンの時期とは

「家族として責任を務めようとしつつ、心はシンフォニーに向かう為の準備期間」

の様に思えます。




そしてーーーーー


2010年のソロアルバム『Hadou』

「目の前ではなく遠くにいる人、自分の思う人と波動でつながっている」

がテーマのアルバムだと公言されるのです。



アルバム内容が、目の前にいる妻でなく遠く離れた自分の思う人(4642)宛て

なのだと稲葉さん自らが解説しています


これにはほんとうに驚きました。

先にも書きましたが、稲葉さんはその活動全般において

特に歌詞の解釈のしかたについてご自分で限定することは非常に珍しいのです。

はっきり「アルバムのコンセプトに対象人物がある」などと話されたのは初めてです。





「自分に正直に」と、稲葉さんはよく話されていました。

日本を代表する成功した人気ロックミュージシャンです。

その立場。責任。その名声。

そうじゃなくても自分の行動、言動、すべてが監視されているようなものです。



相方の松本さんのことも会社やスタッフのことも。

光が当たるところはかっこよくいつでも輝いています。

才能だけじゃない。そのための努力と継続力が世界一です。

本気でそう言えることを私達ファンは知っています。

その華々しい活躍のもう一面は

背負うものが大きく重いポジションにあると思います。




プライベートとはいえ、一度スキャンダル的なことにでもなれば…。

なにも考えずに稲葉さんが好きなようにできるわけがない。

稲葉さんは諸々の重責と結果を考えずに行動するような人ではないです。

軽はずみに何でも発言してはホイホイ言うことを変えていくような人とも違います。

ご自分の影響力を、その重さを誰よりも分かっている人です。



じゃなきゃ押しも押されもしない第一線で

人気ロックユニットとしてずっと走り続け、

私達ファンをがっかりさせない、私達ファンのうるさく厳しい要求に応え続ける、

なんてことが、

そんなことができるはずがない。




だからーーーーー

相当苦悩されたのではないでしょうか。

苦しんで苦しんで、

それでも走り続け、

悩んで苦しんで、

心の中で独りで結論を出し、

それでも苦しいことに背を向けず、身も心も戦い続けて

ナローゲートのあの生き方を実践されたのだと思います。





そしてーーーーー


2013年にナローゲート(2009年~2013年)は終了しています。

心の準備を終了した所で2014年「念書」を配信リリース。


これにファンは驚きました。

突然の配信。MVの内容。そして歌詞。

「なに?なにがあったの?」「これは? 決意表明?」

そう。

歌詞はまるで離婚の決意の様にもとれるのです。




さらに音楽雑誌には

「嫌々一緒に居ても相手に悪いんでそろそろ見極めたい」衝撃発言が!!


(つづく)









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https://inabasanuwasa.hatenablog.com/entry/2021/05/01/220942